ainfa19の日記

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世の中探索① 介護について

第一弾として「介護」の世界について調べます!!

 

僕が社会人いなるまでに持っていた「介護」のイメージとしては、

辛い、汚い、大変そう、あんまり儲かってはいなさそう、みんな腰やられてそう。

だけど介護をしている人を見ると優しい人なんだろうなと、そんなイメージでした。

 

介護業界がどのような仕組みで成り立っているのかなど、全くと言って良いほど知識はありません。現在の日本の介護の仕組みがどのように成り立っているのか、また、実際に現場で働いている人たちはどのように働き、思いを持っているのか。

さあ、行ってみましょう!

 

まず、そもそも日本には介護が必要な人ってどのくらいいるのか?

厚生労働省によると、2018年度の要介護(要支援)認定社数は約658万人

https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1119.html#:~:text=%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%812018,%E5%80%8D%E3%81%AB%E5%A2%97%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 

今の日本人人口が1.258億人とのことで、5.2%が介護が必要ということ。

100人いたら5人は介護が必要ということはそれなりに多い印象。。

 

基本的に介護は家族がしているイメージがあるが、そこはどうなのだろうか?

6割弱が同居している人が介護を行っている。内訳をみると、配偶者が25.2%、子が21.8%、子の配偶者が9.7%となっている。また、性別については、男性が34.0%、女性が66.0%と女性が多い。

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/zenbun/s1_2_2.html

やはりイメージどおり家族介護が多いようだ。

 

家族介護以外では誰が介護職の人が介護をしているのだろうが、どういう連携をしているのだろうか?

介護業界は介護サービスを受けたい「利用者」、介護サービスを提供する「サービス事業」、介護費用の一部を負担する「市区町村(自治体)」の3つから成り立っています。

2000年に介護保険制度が制度化され、保険加入者は介護サービスの1割を負担し(得者額によって2割~3割負担の場合がある)、残りの9割(7~8割のケースも)は介護保険財政から支払われるようになりました。

「利用者」が制度を受けられるかを「市区町村(自治体)」が確認し、対象者が利用している「サービス事業」に対して費用の一部負担を行っています。

https://www.s-agent.jp/column/15740

 

つまりは、介護を受けたい人が国からの支援をもらいながら介護ヘルパーを派遣してもらっているということ。

 

国からお金を支援してもらっている介護業界は儲かっているのだろうか?

厚生労働省が28日まとめた「介護給付費等実態統計」によると、介護給付費に自己負担分を加えた介護費の総額が2018年度に10兆1536億円となり10兆円の大台に乗った。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52746610Y9A121C1EE8000/

  

10兆円。。確かに日本は超高齢化社会でこれからも介護が必要な人口が伸びることを考えると、この「介護にかかる費用」は今後とも増えていきそうだ。

 

  総務省「平成24経済センサス 活動調査」によると、企業の本来の実力を表す「売上高営業利益率」が最も大きいのは「学術研究.専門・技術サービス業」(15.2%)で、次いで「不動産業」が12.5%、「飲食サービス業」が11.5%となっている(図表1)。介護が含まれ、保育所や障害者事業等と合算した「社会福祉・介護事業」は、8.1%と全20分類中8番目となっており、「小売業(6.4%)」や「教育・学習支援業(5.7%)」、「農林漁業(5.3%)」等を上回る( 〃 )。それぞれの事業構造が異なる為、単純比較はできないものの、これだけみると、比較的好調なように見える。

ただし、営業利益とは、売上から人件費を含む販売費を差し引いたものであり、介護業界の給与水準は全産業平均よりも低い(1)ことから、人件費を圧縮することで利益を確保している場合もあると考えられる。

(1):平成25年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、福祉施設介護員の平均月収は22万円、年間ボーナス等は44万円となっており、そこから、平均年収(ボーナス込)は306万円程度と推定される。一方、全産業平均では、414万円となっている(国税庁「平成25年民間給与実態統計調査」)。

https://www.osaka-toprunner.jp/business/2015/business01.html

 

なるほど、営業利益というものは各種業界内では高いが、給与は平均よりも低いのか。。

全国平均が414万円に対して、介護職員は年収306万円は。。。112万円の差。これもイメージ通りだ。

 

給料の高くない介護職で働いている人たちはどのように働き、どんな心境で働いているのだろうか?

 

アクシデントの連続でも「厳しくも温かい」のが介護

https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/blog/bl/pzvl7wDPqn/bp/pLrZo6Rx5L/

介護の現場では、下の世話から、食事介護、入浴介護、着替え、家事洗濯、移乗介助、夜勤勤務。なんだか家事代行のグレードアップ版というか、なんでもするお世話がかりとう印象を受けた。

お世辞にどれだけ良い人間関係がよく、やりがいがある仕事だとしても、やっていることは汚いこともあるし、誰でもできそうなこともある。特別感は、ない。給料も安いし。

でも、長く働いている人たち、家族からするとその大変さに魅力を感じ、双方が頑張ることにやりがいを覚えている、そんな印象を受けました。

だからアクシデントの連続でも「厳しくも温かい」のが介護というのが一番よく要約されている言葉だと感じた。

 

 

今回、介護業界について調べてみた感想としては、割とイメージ通りだった。ということでした。

今回ここに書いたもの以外にも、要介護にもレベル分けがあったり、介護サービスにも、要介護保険サービスと障害サービスというものがあったり。

さらには居宅介護、重度介護にも細かく分けられていて、国からの給付割合も違ってくるとのことだ。

日本の超高齢化社会の現状をみて、増え続ける介護給付金に対してその税金を納める中年層、減り続ける若者層の未来は暗雲しかない。。

若者が生活保護もらいながら生きようとすることを良しとしない社会風潮だったり、ずる賢く豊かに生きることより、誠実に貧しく生きることを善しとする文化って日本にはあるよね〜ってことを思った。

 

少し話が逸れてしまったが、今回この介護について調べてみてとても有意義だったと思う。機会があればこの介護サービスの内容のより詳しいこと、特に重度介護のALSや交通事故などで脊椎損傷し全身が動かなくなったひとのことなどについても調べてみたい。社会保障制度に関わることでもあるしね。

 

これで今日も脳みそ使ったし、シワの減り具合も進行遅められたんじゃないかな笑

ではではこの辺で失礼いたします〜〜